第1回勉強会
「第1回西日本医学英語勉強会」を終えて by akoron 2014年9月21日(日)、記念すべき「第1回西日本医学英語勉強会」を開催しました。 主催者側から報告させていただきます。記念すべき第1回勉強会の開催は、実は8月の意見交換会以前から決定していました。 勉強会発足のきっかけの一つとなったIJET-25のプレイベントJatPharma。この製薬翻訳分科会において東京で開催されている「医学英語勉強会」に関するプレゼンがあり、私は司会としてご紹介させていただく機会を得ました。 主催者側からは京子さん、参加者側からはYokoさんによる素晴らしい発表があったのですが、社内でも医学英語セミナーを開催されているYokoさんが地元広島のご出身だということで、帰省のタイミングに合わせて「勉強会でのプレゼン」をお願いしたところ何と快諾していただけたのです! そして、もうお一人、JatPharmaの運営母体である日本翻訳者協会(JAT)の副理事長であるBen Tompkinsさんが手を挙げて協力を申し出てくださいました。
そうして、 (1)「Removing Japanese artifacts from your J>E translations and English writing グローバル・イングリッシュのための英文ライティング~日本人が陥りやすいミスを克服しよう~」 by Ben (2)「自己免疫疾患の英語を学びましょう」 by Yoko この2つのプレゼンが実現したわけです。 お二人とも、予習資料の準備、そしてプレゼン用のPPT、当日の配布資料と直前まで長時間をかけて準備をしてくださいました。「入念な準備」こそ成功の鍵であることを経験値の高いお二人はよくご存知だからでしょう。(BenさんのPPTスライド数は何と50枚近く!そしてYokoさんは資料について専門チェックもかけてくださいました。)
予習で単語を調べておいたり、関連知識を事前にインプットしておくことで、当日の理解度がぐんとアップ!!
参加者の方からも、「素晴らしい学びの場であった」、「英文ライティングの苦手意識が少なくなった」、「医学用語を声に出したり(当日は免疫系の病名を全員でリピート)、予習資料を音読することによって難解な医学英単語も覚えやすいことが分かった」「多種多様なレベルの参加者を想定した内容で良かった」等の好意的な感想をたくさんいただきました!
第1回は、山口・岡山等の中国地方の他県はもとより、九州・関西方面、そして富山県からも、医薬翻訳者のほか他分野翻訳者、研究者、通訳者、教育者、医学生、コンサルタントの方等にお集まりいただきました。
ディナーオフ会では、幻霜豚のコース料理をいただき、お酒も入ってハイな気分で情報交換!同じ「医療」関連であっても普段出会わない異業種の方達との時間の共有により、これからも新しい発見や相乗効果が生まれる場となることを切に願っています! ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。