「西日本医学英語勉強会」へようこそ!
西日本医学英語勉強会は、2014年8月21日に正式発足しました。
【目的】医学に関する語学力の向上とともに、医学の基礎知識構築を目指して立ち上げました。誤った医療・健康情報が氾濫する中で、正しい医学知識を身につけ、適切な情報の発信と業務遂行を心がけます。また、医薬翻訳者・通訳者の立場としては、「意味が分かった」上で訳すことを目指します。医学・医療に携わるものが互いに高め合うことで、最終的には医療業界全体に貢献できれば幸いです。
【経緯】きっかけは、2014年6月21日、22日に東京で開催された第25回英日・日英翻訳国際会議(IJET-25)への参加でした。前日20日にプレイベントとして開催された製薬翻訳分科会(JatPharma)において東京で開催されている「医学英語勉強会」の発表がありました。普段からFBの「医療通訳」グループでその活動は認識しておりましたが、異業種で行うことの意義や違った切り口での勉強法等に目を見張るものがありました。
また、発表者の確かな実力も感じ取ることができました。
もともと勉強会の設立を考えており、地元で話し合うこともありました。が、専門性を特定せず、自分自身のモチベーションも十分でなかったように思います。IJET-25では私自身も登壇の機会をいただきましたが、セッション終了後に参加者の方から勉強会についての相談も受けました。
地元での医薬翻訳者の層は決して厚くはありませんが、広島には放射線が人体や環境に与える影響を調査・研究する施設もございます。異業種で医学や医学英語に携わる者が協力する「学びの場」は特別な意義があるように感じています。
FBグループ、各回勉強会へのご参加は、勉強会目的に賛同していただける方なら職業、翻訳・通訳経験は問いません。プレゼン・ディスカッション・演習の他、スピーカーによるレクチャー方式も考えています。
普段は、フェイスブック「西日本医学英語勉強会」グループ(非公開)内で情報交換や次回開催予定の勉強会の日程調整等を行っています。
2014年12月30日現在、FBグループ・メンバーは86名。医薬翻訳者だけではなく、他分野翻訳者・研究者・ドクター・医学生・臨床検査技師・薬剤師、翻訳勉強中の方等、異業種メンバーで構成されています。「西日本」となっておりますが、FBグループでは、シンガポール・九州・関西・関東・北陸・東北と幅広くお集まりいただいております。
発足以来、先生方のご協力によりすばらしい講義と演習を受ける機会に恵まれておりますが、2015年春以降はメンバー自身によるプレゼン演習も開始する予定です。
当面は試行錯誤もあるかと思いますが、方向性を誤らぬようにアドバイザーの方々の意見も頂戴しながら展開していく所存です。どうぞ、よろしくお願いいたします。
西日本医学英語勉強会
世話人
畝川 晶子(Akiko Segawa [akoron])
Advisors:
Ben Tompkins, Yoko, 貝原加珠, Chisako