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  第17回(1/13/2019)


 

 

第17回西日本医学英語勉強会
【日時】2019年1月13日(日)13:30~17:40
【場所】JMSアステールプラザ4F中会議室
アクセス:http://h-culture.jp/access/
【参加費用】Session 1: 3,000円、Session 2: 1,500円、Session 1 +Session 2: 4,000円
【募集要項】
2018年11月28日(水)20:00よりお申し込みを受け付けます。
★参加希望者は必ず以下の件名でメールをお送りください。返信される場合も、件名は変更しないようにお願いいたします。
★★件名は【第17回勉強会】+(フルネーム)、本文にはお名前、参加希望セッション(1 or 2 or 1+2)
メールアドレスを明記ください。
★★★akoron557@gmail.com宛てに11月28日(水)20:00以降にメールをお送りください。それより早く届いた方は無効となります。
★★★★返信メールで振込先をお知らせいたします。振り込まれた時点で参加確定となります。同メールのキャンセルポリシーをご確認の上でお振り込みください。
◎講師を囲んでのお食事会については、別途ご案内いたします。
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1) Session 1 (13:30~15:30)

タイトル

獲得免疫系の起源と進化

 

【概要】

免疫は、極めて巧妙な生体防御システムであり、私たちの健康に大きな役割を果たしています。免疫には大きく分けて、すべての多細胞生物が持つ「自然免疫」と、脊椎動物だけが持つ「獲得免疫」があります。ヒトにおいても両者は相互作用しながら機能しています。本セミナーではまず、自己免疫疾患、アレルギー、臓器移植、癌の免疫療法など、免疫に関連する疾患や治療法と関連付けながら、主に獲得免疫の基本的な仕組みについて解説したいと思います。次に、獲得免疫系が進化の過程でどのようにして出来上がってきたのかについて、特に抗原受容体遺伝子再編成の観点から議論したいと思います。

 

【登壇者プロフィール】
名川文清

<学歴> 兵庫県西宮市生まれ、神戸高校卒。京都大学大学院理学研究科生物物理学専攻博士課程修了まで27年間、関西で過ごす。

<職歴> 湧永製薬(株)中央研究所(広島県安芸高田市)(遺伝子工学)、マサチューセッツ工科大学およびホワイトヘッド研究所(酵母の分子遺伝学)、カリフォルニア大学バークレー校(免疫学、神経科学)、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)(免疫学、神経科学)を経て、現在、東京大学大学院理学系研究科・生物科学専攻・講師。現在の研究テーマは「免疫系の起源と進化」。脊椎動物で最も下等な無顎類(ヤツメウナギやヌタウナギ)の抗原受容体遺伝子が多様化する仕組みについて研究している。

<翻訳歴>2012年より医学論文の翻訳などを週末に行っている。2018年2月にAdvanced Professional Translator (APT)(医学・医薬、英日)(日本規格協会)として登録された。日本翻訳者協会(JAT)、日本翻訳連盟(JTF)会員。

<趣味>チェロ、コーヒー(J.C.Q.A.コーヒーインストラクター2級)

<主な論文> Evolution of adaptive immunity: implications of a third lymphocyte lineage in lampreys. Bioessays (2014); Regulation of antigen-receptor gene assembly in hagfish. EMBO reports (2010); Antigen-receptor genes of the agnathan lamprey are assembled by a process involving copy choice. Nature Immunology (2007); Control of gene expression by artificial introns in Saccharomyces cerevisiae. Science (1989); The relationship between the “TATA” sequence and transcription initiation at the HIS4 gene of Sacchromyces cerevisiae. Proc.Natl.Acd.Sci.USA (1985)

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1) 栗原朋子
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2) T.K.M.
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3) 門前史子
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4) 細谷みゆき
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5) 西垣内寿枝
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6) 井上結愛
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7) 宮井ふみ子
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8) 畝川晶子

2) Session 2 (15:45~17:40)

1)【タイトル】大公開!私の手帳術 ~読書会で学んだ無形資産を築く「ふりかえり」の習
 

【概要】

バーチカル手帳歴9年目。これまでは時間管理と体調管理のために手帳を使っていましたが、マンスリーページを活用して「ふりかえり」を始めました。2018年に『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』読書会を半年間かけて行い、有形資産だけでなく、無形資産(健康や人とのつながりなどお金で簡単に買えないもの)を築く重要性に気づかされました。手帳は、自分が望む未来へ向かって行動するためのツールにもなります。自分なりの手帳術にたどり着くまでの経緯と、具体的な手帳の使い方を紹介します。

 

【登壇者氏名】

栗原朋子(くりはら ともこ)

【プロフィール】

広島県出身。技術通訳・翻訳者(日英)、大人向け英会話講師、TOEIC®講師。日本の短大で英語を学んだのち、アメリカの大学へ編入留学し生物学と経営学を学ぶ。卒業後、現地の日系自動車部品メーカーに約9年間勤務。現在、フリーランスで製造業の海外事業に関わる翻訳や現場通訳に従事。また、英語を学ぶ楽しさを広めたいと英会話講師としても働く。異業種の講師とのコラボレッスンや交流会なども企画・運営。ワクワクしながら働き学べる方法を常に模索。


2)
【タイトル】
クラウドストレージとCATツールを活用したチーム翻訳の紹介

【概要】

・せっかく大型案件の打診をもらったのに、手持ち案件が多く自分だけではどうにも納期に間に合わせることができない。

・論文翻訳、ファイルは1つ。ファイルをわざわざ分割・統合しないで、仲間同士で得意な章を分担したい。用語や表現の統一を効率よく共有したい。

 時々、このように思うことはありませんか?急に降ってきた大型案件、忙しくても面白そうな内容なら受けたいですよね。翻訳の分担を相談できる仲間がいるのなら、挑戦したいところです。とはいえ、ファイルを分割して送ったり、返送してもらったファイルを元にファイルに統合したり、特にレイアウト調整の面倒な案件だと納品前に思いもよらない不備が見つかるのではないかという不安があります。そこで、クラウドストレージとCATツールを活用した翻訳プロジェクトの進め方について事例を紹介します。

※守秘義務や契約内容で、分担という行為が認められない取引先もあるはずです。あくまで、チーム翻訳を承諾している取引先との案件での工夫だとして話をします。

【登壇者氏名】
T.K.M.

【プロフィール】

 広島の大学を卒業後、千葉県内の精密機器メーカーや広島県内の重工業系企業で通訳・翻訳業務の経験を積み、2012年から国内外の翻訳会社と取引しながら個人翻訳者として活動中。企業での経験を含め、翻訳歴は12年。言語ペアは英日・独日。主な受注分野:契約書、太陽光発電、精密機器取扱説明書/製造/品質管理・保証/広告、観光案内 (ドイツ)。他得意分野:経営・マーケティング、国際会計、入管手続き。2013年および2014年には、広島市のヒロシマ・メッセンジャーに任命され、同市が姉妹都市友好提携を結ぶドイツ・ハノーファー市との交流をサポートした。


 

3)  
【タイトル】
医療通訳研修から学んだ事〜食物アレルギー編〜
【概要】食物アレルギーという言葉から想像する事とは?食物のあれこれについての新しい発見と驚きについてお話します。
【登壇者氏名】門前史子
【プロフィール】薬学部卒業後、病院・薬局薬剤師として勤務、その後イギリス留学、スペイン短期留学を経て帰国後、病院薬剤師として勤務中。医療通訳を夢見て、薬剤師としての仕事と英語の勉強に日々奮闘中。



4)
【タイトル】
通訳のノートテイキング

【概要】

うまくメモが取れないので特に後半ちゃんと通訳できない。こんな経験、ありませんか?発言内容をしっかり理解して完全に記憶すればメモは不要ですが、人間の記憶力には限界があるので、それを助けるためにメモを取ります。ですが、通訳用のノートテイキングは速記ではありません。聞いた情報を瞬時に取捨選択しながらメモを書かなければなりません。その際に知っておくとメモ取りが少しは楽になるというコツを、通訳としての25年の経験からお話します。

 

【登壇者氏名】

細谷みゆき

【プロフィール】

フリーランス翻訳者。大阪外国語大学(現 大阪大学外国語学部)英語科卒。放射線の健康影響を調査する研究所に25年間通訳・翻訳者として勤務。
 

5)

【タイトル】
10分で話す 機械翻訳のしくみと特徴

【概要】

 2018年はこれまで以上に機械翻訳の話題が多い年でした。機械翻訳の導入により翻訳の仕事の一部は機械翻訳のポストエディティング(PE)に置き換えられるケースも増えていると言われています。このまま、翻訳の仕事はなくなっていくのでしょうか?

 この問題を考える前に、機械翻訳、特にニューラル機械翻訳(Neural Machine Translation, NMT)がどうやって訳文を出力しているのか?を理解しておこうと考えました。今後、NMT関連の情報を正しく読み取るため、NMT関連作業のオファーがあった場合に適切な判断をするため、またこの流れに追従するのか、あるいは別の道を模索するのか、自身の翻訳との関わり方を考えるため、まずは基本を知ることから始めようと考えました。NMTのしくみと特徴について私なりに調べたことをお伝えしたいと思います。

 

目標:

  • NMTのしくみと特徴をざっくりと理解しよう

  • NMTとの関わり合い方を自分で判断できるようになろう

今後の機械翻訳の動向や発展、実用化についての情報を読み解く手助けにしよう
 

【登壇者氏名】 西垣内 寿枝

【プロフィール】

 化・バイオの特許翻訳者(日英、英日)。2013年より株式会社Office GrassWord代表。「翻訳者のためのマクロ勉強会(略して、ほんまかい)」という翻訳ツールの勉強会の主催者でもある。第二次人工知能ブームの頃は、大学・大学院で英語学を学んでいた。
 

6)

【タイトル】エビデンスに基づく予防医学の必要性
【概要】
超高齢者社会の現代日本の突破口とも言える予防医学(医療)は三大伝統医学と言われるアーユルヴェーダ・中医学・ユナニ医学に基づき医療として発展しているものもあれば、民間医療と呼ばれるものまで多岐に渡っている。

昨今、疾病予防領域の重要性から日本の医療変革のために、製薬会社或いは医学部大学研究室でも明確なエビデンスが必要となり、海外で取得されたエビデンスの翻訳依頼は増加傾向にある。


【登壇者氏名】
井上結愛
【プロフィール】
1979年生まれ。

福岡雙葉高等学校卒業後、福岡女学院大学在学中にハワイ州立大学マノア校にて「補完代替医療法の効果と安全性のエビデンス」について研究参加及びメディカル翻訳を始める。

メディカル翻訳歴は19年。(2018年現在)

現在は国立大学医学部における研究員(補完代替医療・公衆衛生学)及び論文翻訳士として活動中。


7)

【タイトル】CRCのための英語例文集を発行したい
【概要】
CRCにとって英語は大きな壁です。患者さんのデータをWEB入力、有害事象や併用薬の記録、海外からの問い合わせ、割付、治験薬管理など、これらすべてが英語です。

繁用される用語だけでも例文集があればと、CRCの多くは切望しています。

そこで、この例文集をつくってみようと計画しているところです。みなさんのご意見も合わせてお聞きできればと思います。


【登壇者氏名】
宮井ふみ子
【プロフィール】

高陽ニュータウン病院勤務 薬剤科長を経て広島大学病院 薬剤部勤務。

2011年 同 総合医療研究推進センター配属。

CRC(治験コーディネーター)認定、SoCRA(米国治験コーディネーター)認定、GCP(臨床試験の法律)パスポート取得。

現在は広島大学病院を退職し、㈱MMGインターナショナルサービス 代表取締役


8)

【タイトル】やり直しの医学英語2019-ゴールとプロセスの見える化
【概要】

地方都市開催の異業種メンバーによる当勉強会も、2019年夏には6年目を迎える。これまで継続できたのは、ご協力・ご支援くださった講師陣、会に足を運んでくださった参加者の皆さまのお陰である。これまで論文読解、医療通訳、医学統計、各種疾患、疫学等を学んできた。ここで今一度立ち止まり、これまでの成果と課題を整理する。2019年は参加者自らがプレゼンター・ファシリテーターとなり、ゴールとプロセスの見える化を実施したい。専門的内容を情報として整理し、正しく伝える(訳す)ために、何をなすべきか。医学英語運用における4技能(Vocabulary, Reading, Writing, Communication)を網羅した第18回以降の勉強会の手法と学習目標を提示する。

【登壇者氏名】
畝川晶子(Akiko Segawa)
【プロフィール】

日英/英日の医薬翻訳者で当勉強会の世話人。大学では国文学を専攻。通訳・翻訳専門職員として、6年間にわたり公式文書翻訳・会議通訳の他、各国オリンピック委員会・大使館との渉外業務、プレス・マスコミ対応、国際会議開催を経験。IT・工業分野の翻訳からライティング、英語検定、翻訳の指導まで、論理的アプローチで楽しく効率的に語学と向き合ってきた。
ブログ「新・翻訳者akoronの一期一会」: http://akoron557.blog.fc2.com/

 

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