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 Speakers & Topics
  第7回                      第8回

 

第7回勉強会(9/13/2015)
古川恭治
 

Session 1:
「だから統計学はおもしろい~放射線リスクからカープの優勝確率まで~」」 




古川恭治】 
(Ph.D, 放射線影響研究所統計部副主任研究員


◎事前に放射線・統計学に関する質問を受け付ける予定




★Session 2: (参加者全員)
「話してみよう~医学英語の悩みと勉強会の今後について~」(ディスカッション)


勉強会もちょうど一周年を迎えようとしています。皆さま個人の勉強法の悩み、また過去のMedical Interpreters and translators Association (MITA)での事例、現存する東京医学英語勉強会の事例、前回押味先生がご教示くださった論文抄読会や症例・疾患別勉強会の手法、医療通訳のセミナー等、時間足らずとは思いますが、ざっくばらんに今後の計画も含めて話し合う時間としたいと思います。

 

 

第8回勉強会
(12/6/2015)
林奉権    定金敦子



Session 1:
原爆被爆者における免疫/炎症への放射線被曝の影響と個人差
 


 

概要
約70年経過した今日においても、原爆放射線被曝は生存者の健康に長期的な影響を及ぼし続けており、被曝線量の増加に伴って特定のがんやがん以外の疾患のリスクを上昇させている。事故や治療で高線量の放射線に被曝した患者に被曝後数日間急性の炎症反応が起こることが報告されているが、炎症に対する放射線の長期的後影響についてはほとんど明らかにされていない。
我々は1945年に広島と長崎で原爆を経験した原爆被爆生存者について非常に長期にわたる研究を行ってきた。原爆被爆生存者から選ばれた部分集団を対象とした免疫/炎症に関連する生体指標を測定してきた。今回、免疫/炎症関連生体指標と原爆放射線被曝線量との関係について、また放射線関連がん発生における個人差についてこれまでに報告した論文を中心に紹介する。

 

登壇者プロフィール
林 奉権
1989年に広島大学で薬学博士号を取得後、1990年に公益財団法人放射線影響研究所(放影研)の放射線生物学/分子疫学部・免疫学研究室の研究員となって以来、2年間の米国留学をはさんで同研究所での研究
に従事。2009年からは放射線生物学/分子免疫学部の副部長として、放射線被曝がヒトに及ぼす影響、とくに広島・長崎の原爆被爆生存者のがんやその他の疾患の発生機序について研究している。



Session 2:
論文からのメッセージをとらえる


 

概要
疫学とは、人の集団を対象として、健康に関する要因がどう分布しているかを研究し、病気の予防や健康増進に役立てようとする分野です。医学論文の多くは疫学に関するものですので疫学の基本的な事項を理解することは、とても有益なことと考えます。セミナーでは、疫学論文を題材として、論文の読み方や内容の解釈の仕方、着眼点などを解説します。要望の多い統計解析については、私は統計学者ではありませんが可能な範囲内で触れたいと思います。

 

登壇者プロフィール
定金 敦子
臨床医として山間部や離島の医療機関で勤務した後、疫学研究に従事。2012年より放射線影響研究所に勤務し、放射線疫学やがんの疫学研究に取り組んでいる。





 

 

西日本医学英語勉強会
West-Japan Medical English Workshop

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